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11月より精液中のORP(酸化ストレス)の測定ができるようになります

2020.10.29

精液中の高い活性酸素は、細胞膜やDNAの損傷による精子の質の低下を引き起こし、男性不妊の原因の一つとなることが報告されています。

体外受精による媒精法は、一般的に原精液や調整後のパラメーター(精子濃度、精子運動率、総運動精子数・SMIなど)により方針を提案しています。しかし、最近の研究では、ORP(Oxidation-Reduction Potential:酸化力と抗酸化力の関係指標である酸化還元電位)が、体外受精時の受精率に影響を及ぼす予測因子になり得ることが報告されました。

当院では、従来のパラメーターに加え、新規にORPを測定し、精子の酸化ストレスを考慮した媒精方法の提案・決定を行っていきます。

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